亡国のイージス・アイランド
2006年12月31日 映画
2連続で見に行ったのだが、正確には見た順番はアイランドが先なので先にそちらから。
*アイランド
http://island.warnerbros.jp/
マイケル・ベイ監督作なので予測通りのハリウッド思考大作型だと全く期待しないで見に行ったが(亡国がむしろメイン。)、考えに行かずに見て楽しみに行く映画としては中々良い作品だったと思う。
クローン・遺伝子技術の映画と聞いて想像する大体の問題の事柄が詰まっており、社会風刺を当然織り込みながらジェットコースター的に物語を進めていくがあまり中だるみしたり飽きたりする場面がない。
ユアン・マクレガー自体はそこそこの出来で、ヒロイン役のスカーレット・ヨハンソンみたいな美人系も大して好みでも無いし・・・とか思ってたら、追跡係の黒人ジャイモン・フンスーが相当にかっこいい。渋い。
初めて意識して見たけど役にあってるのか本当に良い感じだ。
そして久々に見たS・ブシェミ滅茶苦茶いい味を出している。
ブシェミはコンエアー辺りで覚えた俳優だけど本当にどんな役やってても良い味を出す。
この2人のお陰で映像映画なのに俳優の味で映画が引き締まってる気がする。
という訳で考えないでもいい映画を見るにはソコソコ見れる作品 暇潰しやデート向け。まぁストーリーの深さとか考えてはいけません。
*亡国のイージス
http://aegis.goo.ne.jp/trailer.html
原作がある映画はどうしても「原作読まないと判りにくいだろ・・」と思う事が多くなる作品に仕上がることが多く、今作と同じ福井晴敏原作の『ローレライ』も若干その傾向にあると思ったけどもまだ原作知らないでも中々ストーリー・映像共に楽しめたが、今回は全然そんな事は無い。
酷くストーリーが省かれていて原作を知らないと楽しめないと思われる。はっきり言って非常にストーリー面で疑問が残る作品。
素晴らしいキャスト面であると思う。
真田広之を中心に大事な役所を寺尾聰・中井貴一が固め外堀に佐藤浩市
まで使い岸辺さんまでそこそこ出てきて良い味を出す。
しかし、その素晴らしい俳優で固めているにも関わらず大事な役の人も艦の部下にしてもそれぞれの役の掘り下げが殆ど無く背景がほぼさっぱりな状態な為、殆ど感情移入が出来ない。
誰が死んでも(というか死なせすぎ)誰が悲しんでも正直今一である。
ローレライに感じられた何かを感じさせる暑苦しい雰囲気も全く無い。
淡々と物語が進みそこそこに解決してストーリーに疑問が残る。
正直この俳優陣がこの出来上がりで納得出来ている事に疑問を禁じ得ない。
一番酷いのは工作員の女の子である。
一見大事そうな役に見えて全く何もしない。勝手に消える。
若い男の子と恋仲っぽいのに?全く何も発生しない。勝手に消える。
これは幾らなんでもありえない。意味判らん。
原作読まないとこの子の存在自体無視するしかない気が・・・
戦闘面・イージスについてにもしょぼしょぼ
ローレライと亡国のイージスの予告編を比べてみて欲しい。
ローレライ
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&;;;;;id=320059
そこで思うパッと見の印象通りの二つの映画をそのまま見せられる事になるだろう。
という事で非常に疑問を感じる作品、ローレライと比較するならどうぞといった感じで、どうせ見るならローレライを見た方が全然面白い。
どちらも同じ位の良い俳優が出てるのにローレライ側だと暑苦しさが伝わってくるのにイージスだとそう云うのが殆ど無い気がする。
ローレライも微妙だったり演技臭かったりするシーンが多いが、イージスだと意味不明の域だし。
という事でどうせならローレライ見てない方は先にそちらからどうぞ。
日本人の心に何かを訴える という面を出そうとしてる両作品なんだがねぇ・・・
*今後
一番今見てみたいのはやはり容疑者室井だけど、それは踊る系の中で元々柳場さんが好きだからと云うのがあるからで、派手じゃなくていいしそんなに売れなくて良いので渋くハードボイルドな作品に仕上がってくれると良いな。
色々情報は届いてるんだけど今回も踊る2みたいにキャスト隠してるので敵役?の女性とかcastの中に入ってませんね
最近売り出し中のあの人・・・
http://www.odoru-legend.com/suspect/trailer/yokoku01.php
後はfantastic4やMr&Mrs.smith/SW3もまだ見て無いから見てみようかなって具合で室井以外はもうそこまで興味がある作品が暫く出ませんな。ハリポタも冬だろうけどいい加減に次辺りからは原作読んでなかったら全然判らないでしょう。
ナルニアとかはそこそこ見てみたいけど映像がどうなることやら。
2005年8月4日 記
*アイランド
http://island.warnerbros.jp/
マイケル・ベイ監督作なので予測通りのハリウッド思考大作型だと全く期待しないで見に行ったが(亡国がむしろメイン。)、考えに行かずに見て楽しみに行く映画としては中々良い作品だったと思う。
クローン・遺伝子技術の映画と聞いて想像する大体の問題の事柄が詰まっており、社会風刺を当然織り込みながらジェットコースター的に物語を進めていくがあまり中だるみしたり飽きたりする場面がない。
ユアン・マクレガー自体はそこそこの出来で、ヒロイン役のスカーレット・ヨハンソンみたいな美人系も大して好みでも無いし・・・とか思ってたら、追跡係の黒人ジャイモン・フンスーが相当にかっこいい。渋い。
初めて意識して見たけど役にあってるのか本当に良い感じだ。
そして久々に見たS・ブシェミ滅茶苦茶いい味を出している。
ブシェミはコンエアー辺りで覚えた俳優だけど本当にどんな役やってても良い味を出す。
この2人のお陰で映像映画なのに俳優の味で映画が引き締まってる気がする。
という訳で考えないでもいい映画を見るにはソコソコ見れる作品 暇潰しやデート向け。まぁストーリーの深さとか考えてはいけません。
*亡国のイージス
http://aegis.goo.ne.jp/trailer.html
原作がある映画はどうしても「原作読まないと判りにくいだろ・・」と思う事が多くなる作品に仕上がることが多く、今作と同じ福井晴敏原作の『ローレライ』も若干その傾向にあると思ったけどもまだ原作知らないでも中々ストーリー・映像共に楽しめたが、今回は全然そんな事は無い。
酷くストーリーが省かれていて原作を知らないと楽しめないと思われる。はっきり言って非常にストーリー面で疑問が残る作品。
素晴らしいキャスト面であると思う。
真田広之を中心に大事な役所を寺尾聰・中井貴一が固め外堀に佐藤浩市
まで使い岸辺さんまでそこそこ出てきて良い味を出す。
しかし、その素晴らしい俳優で固めているにも関わらず大事な役の人も艦の部下にしてもそれぞれの役の掘り下げが殆ど無く背景がほぼさっぱりな状態な為、殆ど感情移入が出来ない。
誰が死んでも(というか死なせすぎ)誰が悲しんでも正直今一である。
ローレライに感じられた何かを感じさせる暑苦しい雰囲気も全く無い。
淡々と物語が進みそこそこに解決してストーリーに疑問が残る。
正直この俳優陣がこの出来上がりで納得出来ている事に疑問を禁じ得ない。
一番酷いのは工作員の女の子である。
一見大事そうな役に見えて全く何もしない。勝手に消える。
若い男の子と恋仲っぽいのに?全く何も発生しない。勝手に消える。
これは幾らなんでもありえない。意味判らん。
原作読まないとこの子の存在自体無視するしかない気が・・・
戦闘面・イージスについてにもしょぼしょぼ
ローレライと亡国のイージスの予告編を比べてみて欲しい。
ローレライ
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&;;;;;id=320059
そこで思うパッと見の印象通りの二つの映画をそのまま見せられる事になるだろう。
という事で非常に疑問を感じる作品、ローレライと比較するならどうぞといった感じで、どうせ見るならローレライを見た方が全然面白い。
どちらも同じ位の良い俳優が出てるのにローレライ側だと暑苦しさが伝わってくるのにイージスだとそう云うのが殆ど無い気がする。
ローレライも微妙だったり演技臭かったりするシーンが多いが、イージスだと意味不明の域だし。
という事でどうせならローレライ見てない方は先にそちらからどうぞ。
日本人の心に何かを訴える という面を出そうとしてる両作品なんだがねぇ・・・
*今後
一番今見てみたいのはやはり容疑者室井だけど、それは踊る系の中で元々柳場さんが好きだからと云うのがあるからで、派手じゃなくていいしそんなに売れなくて良いので渋くハードボイルドな作品に仕上がってくれると良いな。
色々情報は届いてるんだけど今回も踊る2みたいにキャスト隠してるので敵役?の女性とかcastの中に入ってませんね
最近売り出し中のあの人・・・
http://www.odoru-legend.com/suspect/trailer/yokoku01.php
後はfantastic4やMr&Mrs.smith/SW3もまだ見て無いから見てみようかなって具合で室井以外はもうそこまで興味がある作品が暫く出ませんな。ハリポタも冬だろうけどいい加減に次辺りからは原作読んでなかったら全然判らないでしょう。
ナルニアとかはそこそこ見てみたいけど映像がどうなることやら。
2005年8月4日 記
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