少し前に完走。
自分はシーズン1の何をするのか判らないドキドキ感と
何より張り詰める緊張感がやっぱり楽しかったのだけど、
それに比べてシーズン2は人間ドラマ模様になっている。

さて一番お気に入りキャラが早い段階で逝ってしまわれるのだけど、一番美人だと思っていたサラの生存は結構嬉しく、恋愛模様が進んで行く辺りは中々もどかしく。
そんな中進んで行く『脱獄後』、実に現実的な部分と実に現実的じゃない点が織り交ざっており真剣に見るとかなり深みがある。

当たり前だが犯罪者な上脱獄した連中に幸せな世界なんて物は、
例え彼らが温かい家庭を求めていようと、訪れない。
彼らだけならず彼らの家族を少しずつ不幸の歯車に落としていく
この作品、それぞれの人間や家庭に色々とテーマや社会事象を
盛り込んでいる為、暖かい家庭を望む彼らにぐいぐい迫ってくる
現実の非情さがまた様々な事を考えさせられる。

その中で愛情を保ち続ける彼ら主人公とその家庭、未来を信じて
もがくマイケル達の姿、愛情とはどんな物か。それらを様々な形で
描いていく俳優達の必死な形相は最後まで見所に溢れており、
自分がこんな運命に出会ったら同じ様に行動できるのか、この勇気を
もてるのか、どうしてもそういう事を考えられずには居られない良い作品。

描いてもどの道不幸にしかならないのは判っているのだけど、
もう少し描いて欲しい!そう思う退場キャラクターは結構居て、
多分製作国側の人気でそういうのは決まっているのかなぁとか
思うとかなり残念。
次作ではスピンオフも企画されている様だけど、旧作で退場した
キャラも復活する事とかあって欲しいな。難しそうだけどさ。

最初に書いたがシーズン1に比べ緊張感がどうしても欠けるのは
仕方なく、TVシリーズだから仕方ないとはいえ映画のつもりで
全部見ると長かったり中だるみを感じてしまうのが少し残念な所。
映画的な物を求めず、ゆっくりと人間模様ドラマを楽しむつもりで
借りてみるのが良いだろう。
蛙男商会を紹介され笑かせて貰ってからそろそろ1年位、
映画版を今回は見てきました。

アニメ版同様のというか、いつも通りの蛙男商会クオリティが
最後まで炸裂し続けるので、ホントしょうもねぇ・・的な笑いが
大好きな方には非常にお勧め。
しかしこの笑いに関しては笑えるのもあればしょうもなさ過ぎ
なのもあるし、人によって感想はかなり変化しそうです。

今回も各キャラクターがそれぞれの個性で私をしょうもなく笑わせ、
作っているfrogman氏はホントしょうもない奴だ・・・と
思う所が満載でした。
だがしかし映画版を見る前に鷹の爪団やコフィーちゃんを
みて流れを知っておかないと判らない事が多すぎる為、必ず
見てから行く様に、といった作品になっています。

内容に関しては色々言いたい事は全部ネタバレになるから
書きにくいのですが、映画の始まる5min前からしっかり
座っておく事が大切。

筆者は今回もしょーーもないデラックスファイターぶりが
見れて非常に満足でした。
もっと出番増やして欲しい位!
1日2話ずつ位見れば良いかなーなんて考えながら
ちょびちょびと借り出して、結局最後の方は睡眠時間
削りまくりで第一期を一気に見てしまいました・・・。
見る前は全然期待してなかったのに、vol.1だけみたら
登場人物から背景からかなり面白く嵌ってしまい・・・。

この作品の良い所を挙げるとすれば、知能的なサスペンス風
な最初から始まり、途中からは出てくる様々なキャラクターの
掘り下げや人情味溢れる行動の数々・葛藤や心の動きが
丁寧に面白く書かれていく、ヒューマンドラマになっていく所かな。
そして、その為にはキャラクター達に魅力が詰まってないと
面白くないのだが、その点はかなり魅力だらけのキャラクター達
だったと思う。あぶるっち様・・・。ぃぃ。
アブルッチで検索すると、アブ様サイトとかかなりある。流石だ。

主人公であるマイケルと、バローズ、それと交錯していく様々な
人間達。キャラクターの魅力というのは本当に大切だなと、
良い意味で実感させてくれる作品だった。
囚人である筈のマイケル達を応援したくなり、看守であるベリックが
どんどんうざく感じて来てしまうのは、ストーリーと演出、
キャラクターの良さはあるだろう。
ストーリー的に中だるみする部分は少しあるが、その部分に
また少し違った所を持ってきたりして、色々考えているなと思う。
展開が色々と裏切りまくりで、これでラストかよ!と
思う点はあるが・・・。

悪い点を挙げるなら、途中から驚かせ方に慣れてしまう点。

あ、後は内容が内容なので犯罪系・ショッキング系は素直に
ある。そういうのが苦手な人は注意。
ジェシカ・アルバを楽しもう第二弾。

アメコミ読んだ事は無い割りにMARVELの作品を結構好きな
私、ドゥーム先生が見れるという嬉しさに飛びつき観る事に。
キャスティング的には正統派?なヒーロー4人&悪役1人の
配置で悪を倒すというタイプな為、敵味方のキャラクター
で面白さを出さないと駄目なタイプだったのだが、
主役&悪役に今一インパクトが薄く、展開的にももう少し悪役
とのバトルを練って欲しかったなぁ と思う様なストーリー
薄い感が残る。

それを若干救っているのがヒューマン・トーチであるジョニーが
コメディ系で場を和ませてくれて行くのが巧く当たっており、好感が
もてる点かな?

判りやすいストーリーにハッピーエンド、他のMARVELの映画に比べて
メッセージ性も薄い内容、でもそんなに悪い作品とまで云うレベル
じゃない。
気分転換する時等にのんびり見たりするのに向いている作品だと
思うかな。
ヒップホップのダンスなんて到底踊れない私からすれば、
ダンス尽くしのこの映画は見ているだけで楽しめる、そんな
踊り尽くしのこの一本。
ジェシカ・アルバの可愛さを切々と説かれ見てみる事になった
一本である。

貧富とヒップホップを描き出しているこの作品の中で、確かに
ジェシカ・アルバの存在力は凄く、踊りながらの彼女の笑顔には
魅力的 と云う単語がまさにぴったりで、それに加え子役の
数名が様々な表情で場面を盛り上げている。

ヒップホップの文化は日本では今一ピンと来ないものも多く、
この作品を見て感覚的なズレを様々な所で感じた。
向こうでは官能的・情熱的であるものが私の感覚ではピンと
来なかったり、coolとするものがピンとこなかったりと。
これらの差は奥ゆかしさであったり気配りであったりを
大切に思う日本人と、他の国の人の美意識の違いなんだろうね。
それであっても、美意識が違っていても、必死にダンスしていく
キャスト達の熱意は見応えをもたらしている、そう感じた作品であった。
ストーリーを楽しむより音楽を楽しむ映画かなと思って
見に行ってみるが、まさにその通りでした・・・と。

黒人にスポットを当てて栄光と没落描いている映画であり、
その手段として50s〜70s付近の音楽の移り変わり、黒人の地位の
向上等を取り込んだ作品になっているのだが。

夢を目指し叶える作品であるのだが、内容的には華々しく夢を
叶えるハッピーエンド的なサクセスストーリーというよりは、
現実的な栄光と失敗、挫折と再挑戦等を描いた物となっており、
その割に当初の貧しい頃の生活、成り上がった頃のバブリーな生活
等は今一感情移入出来ない掘り下げである為、実感が湧きにくい。
だがこちらのテーマは歌等でカバー出来ている部分もあり、その分
逆にもう一つのテーマとも言える黒人の挑戦や世界観と云った物が
今一前面に押し出されて無い上、それをテーマにした歌も乏しく
判り辛い。言いたい事はわかるのだが。

殆どの構成が歌の連続であり、シーンの描写、各々のキャストの
心情等も歌で描こうとしている為、上記の様なストーリーの簡素化が
起こってしまう事はある意味仕方ない事なのかな?と思いつつも
残念な所。
皆何の為に頑張りつづけるかが、若干希薄なんだよね。
その分普段自分達が歌を聞いてもわかり難い、歌を歌う側、
歌作る側の人達がどの様な気持ちや想いを込めて歌っているか、
その面を頑張って演出してくれているのかなと思う。

もう少し各キャラクターの掘り下げや、成功への必死さを、ロマンを
感じさせてくれればそれがもっと映えたのではないかとも思うのだが・・・。

熱意や感情を込めて歌い上げる様、その題材に綺麗なソプラノ曲等
では無くソウルフルな音楽を中心に纏めていたこの作品は、
これはこれとして味がある仕上がりになっていると、全ての
キャストそれぞれの心情を歌を通して観てみる価値があると感じるし、
時に楽しく、時に辛そうに、時に必死に歌う様は見応えはある。

当然の事ながら、音響の良い映画館で見る事を推奨すると共に
訳が・・・な人なのでは当てにせず自力で英文を聞き楽しむ事を
お勧めしたい。
前々から少し惹かれつつも、中身があるか怪しいしわざわざ見る程でもないかな?と思ってたこの作品。

ストーリー的にはかなりドタバタし続け強引な展開も多く目立ち、街の描写、人々の生活観の描写などは今一掴み難い。
そういう今一感の残る点をカバーしているのが、ジョニー・デップ演じるキャプテン・ジャック・スパロウの魅力だろう。
これは観て知るべし。

カリブ海が未開の土地から権力の及ぶ地域へと変動していく
時代の海賊を描いたこの作品、個人的には当時の人々の日常の
生活様式や、海の上で暮らす人のリアリティのある風景を
眺めたかったのだが、作中では航海を描くシーンは少なく展開の
無い洋上はかなりのスピードで飛ばされていく為、結果的に
ジェットコースター的な作品に、カトラスの多い作品に
なってしまっている。

そんな作品に目新しさを残した点があるとすれば、骨化、
モンスター化する敵達の存在であり、人間モンスターの変化を
違和感無く行いつつそれを戦闘シーンの最中等でも行っている事は
中々面白いし、それらの登場キャラクターは大体元海賊だったり
して、様々な背景とドラマがあるのは好印象。

海賊、海賊。海賊にはロマンが大事だと思うのだが。
そのロマンという点をどこまで描ききれていたか、その点
に関しては折角のキャストの割にストーリーが今一、そういった
所がもう少し描かれていたりすれば良いのだが、何にロマンを
求めているのかが判りづらい。
うん、ジョニーデップもオーランドブルームもかっこ良いんだけどね。

デッドマンズチェストを、途中まで胸当てだと思ってたのは
私だけじゃない筈だ!
自分なりに色々と考える事の多い作品で、ストーリー的な展開や
結末に関しても色々と言いたい事があるのだが、この作品はネタバレ
すると非常に面白くない事が多そうな為今回はストーリーに関しては
出来るだけ省略する。
内容的には様々な種類の愛情と呼ばれるモノにスポットライトを
当てて描き出し、それらの愛情の在り方について、また人の生き方や
家族との接し方について観客側に考えさせる代物になっている点は
面白く、見応え自体はしっかりあった。

 さてこの作品はタイムスリップを多く繰り返すが、そのタイム
スリップが何故発生するのか、いつ発生するのかが基本的に不明。
その為タイムスリップの繰り返しにより徐々に変化していく現代側の主人公2人(堤真一・岡本綾)の考えている事の変化が整理されずに非常に判りにくい。
またこの作品での彼らの感情や想いの変化に関して台詞や説明・事件の少なさもそれに拍車をかけていると思う。
その結果、ラストの方での主人公達の行動の理由や想いの深さが
感情移入し難かった。
病院がどうだったのかとか・・・サッパリである。

 堤真一も岡本綾も様々な表情を豊かに使い分けており、台詞より彼らの表情の非常に微妙な変化に注目していけば彼らの感情の変化や
想いの変化を読み取る事も出来るかと思うが、街中を歩いている
2人の視線や表情の深みに関してどこまでの人が注目出来ていたか、
非常に難しい作品だと思うし、結局の所主人公達の想いの移り変わり
を自分の想像で補わざるを得ない。
「気持ちの変化」と云う大きな主題だっただけに、もう少し主人公
同士の会話等でその変化を教えていって欲しかった。

 しかし主役4人はどれも味がある演技でこの作品を引っ張っており、
大沢たかお・堤真一双方も前々からと同じ様にいい演技を見せていた。
大沢たかおが破天荒振りを巧く演じきる事により、様々な時系列の離れた昭和初期の移り変わりを、1人の人間が成長や挫折しながらたくましく生き抜いていった事を描き出せており、その結果時間の流れや
父親側の人生がしっかりと程度観客に伝わる。
この点は作品的に非常に重要な点。
 そして同時に、メインヒロインの割に今一掘り下げが端折られている
岡本綾が、役柄に非常にマッチした物寂しげな表情や優しい笑顔を
作り続け作品全体のムードを柔らかくかつ物寂しく彩る事に一役買っていて非常に印象に残った。
いい4人を揃えたなと素直に思う作品であった。

2006年11月1日

時をかける少女

2006年12月31日 映画
ゲド戦記の不評とともに巷で好評を維持していたのがこちら。
上映している館が少なくて東京だと新宿か池袋しかなく、
新宿の映画館に行ってみても時間の30分前とかじゃ普通に立ち見状態。

さてこの作品、筒井康隆著を原作として何作品か映画化されて
試行錯誤が続けられてきた作品の20年後が舞台。
自分は見てる時そこら辺の事を全く知らない状態で見に行ったので、
作品内に出て来る主人公の叔母さんが元主人公だって事すら知らなかったが、後から知りつつ旧作品のストーリーを知ると中々パズルが繋がる。

その双方の作品に共通のメインテーマとして取り扱われているのがタイムリープと呼ばれる時間逆行。
時間を逆行する事でどの様な事が可能か、どの様な欠点があるか等を
色々な視点から描き出しており見ながら色々な事を考えて楽しめる。
またそこから引き起こされる様々なキャラクターの喜怒哀楽を高いクオリティで描き出しており、恋愛を絡めている以上細かい心境までしっかり描き出す事が求められているこの作品で、感情移入がしっかり出来る程のグラフィックをしっかり描ききっている事は作品の出来に関わる大事な部分だったと思う。

時間逆行による各キャラクターの進行変動(過去に戻ったら違う感情を抱く可能性がある)が多い事は少し見る人の混乱も招くがそれもある意味作り手側の意図通りなのか、数日という短い期間を様々な可能性によって変化させ、結果的にいい方向に導きつつ いい方向=全員にとってのハッピーエンドなのか? と考えさせていくこの作品、最近でも
色々なゲームでこの手の時間逆行は良く取り扱われているが、この作品位に適度に凝りつつ懲りすぎない設定を考えて、難解で観客側を混乱させない程度にしつつ時間逆行を考えさせており、シナリオ作成側の巧さを感じる。

また時間を意識させる要素を様々な所に判りやすく盛り込んでいる事は
この作品のメインテーマに対する気配りの高さも感じる。
今が何時なのか判らない と云った事が見ていて全くなかった。

友人で居続けたいと思いつつも恋心も発生する
この難しさは多くの人も体験しているだろうし、この作品の様に感情移入出来る出来・ストーリーだと色々と悩む事や感じ入る部分も多い筈。
自分も色々考える事はあった。
多くの人が様々なテーマをこの作品で考えてみたりそれぞれの想いを抱けるだろうし、それは即ち作り手側からしたら興行収入等より大成功と言える部分なんだろう。

2006年8月24日

ゲド戦記

2006年12月31日 映画
2週間位前に見てきたゲド戦記。

非常に悪評の高いこの作品、どこまで酷いのかと楽しみにして見に行ってみたけど、過度の期待をしなければ別に見れない程ではない。

この作品の非常に嫌な点は、元々1から読まないと判り難い様々なキャラクターやストーリーの掘り下げを3作目だけの映画化の割に放置している事が多い為、謎が多くキャラクターへ感情移入が出来ない事が多い。

そして主人公が基本的にずっとネガティブな点。
これ自体は悪い事ではなく、成長という物を描く為に最終的に
一気にプラスの方向を出して感動を引き起こさなくてはいけないのだが・・・ 最後が感動所かなんかグダグダなんです。
なので前半ネガティブ、後半グダグダという非常に後味の悪い感動の薄い作品に仕上がってしまっている。

絵的に綺麗なシーンも多いが世界観に引き込まれる様な事も少なく、
脇役なども生かされてない事もそれを助長している。

そんな訳で、何故この映画が面白くないのだろう?と色々考えるには非常に沢山の題材を与えてくれる映画の出来上がりになっており、原作ファンの人からしたら石を投げたくなる気持ちも判る。
だが出来上がってしまった以上これはこれと思って楽しむべきだし、
過度の期待をしないで非常に伝わり難い「何を伝えたかったのか?」について色々考えながら見てみるとそこそこ楽しめるのでは無いかと思う。

そういえば竜の意味がサッパリ判らん。

2006年8月24日 記
そういえば今月の頭に見ていてレビュー書いてなかった。

原作を全く読んでいない状態で見に行ったこの作品、
賛否両論且つ難解との前評判を聞いて見に行った。

宗教学や宗教建築に覚えがあればすんなり入れる作品で、
基本的に宗教事例を無理やり仮定に結び付けて物語を進行させて
いくので、自分の知識と照らし合わせつつストーリーの進行を
楽しめば良いのだが、開幕からある謎解きの部分が
省かれているのかさっぱりである。
正直原作読んでない人お断りの空気が開幕1時間でひしひしと感じる。

謎解きはひとつの単語の多面性を感じさせる大事な部分であるのかな?
と見ていて思ったのだが結局ぴんと来ない部分も多く、大事な役っぽい人の背景(ソフィー・シラス)も今一判らないまま結局何がしたかったのか判らない と来る。
結局それっぽい宗教的ストーリーを楽しめた人だけ楽しめてそうで、
原作が大人気作だった事を思えばこの出来で良いのか?と思う。
全く楽しめなかった訳じゃないけど、細部を楽しめずに大まかなトコだけを見てそれなりに楽しんだ感。
ルーブルの中とフランス語は楽しめたけど・・・。
ロールでわざわざフィクションである事を告げる旨を字幕化している
点に失笑した人も多かったのでは無いか。

むしろこの映画が公開になってから様々なテレビ番組でこの映画の前知識みたいな情報を垂れ流している事が多かったのだが、そちらの方が様々な細部を紹介していた気がしなくもない。
宗教史に触った事無い人は原作を読む事を読んでないのにお勧めしたくなる一品。

2006年6月19日 記

THE 有頂天ホテル

2006年12月31日 映画
笑いの大学が結構楽しめたので役所&三谷見たさがちょっぴりあったこの作品、上映開始直後に親父とお袋が珍しく見に行って好感想を吐いた事もあり結局見てきました。

同一時間で様々なキャラクターがアクション連動を起こす事が多いこの作品、監督的には1シーンを出来るだけ切らずに長く取る事によって
同じ時間で起こっている事を出来る限り沢山表現してリアルタイム感を持たせようとしているのが良かったのか、また兎に角豊富な主演級俳優の出演が功を奏しているのか、様々な登場人物が色々なドラマを各方面で繰り広げるのが巧く連動してきており、130分という時間の割に非常にテンポ良く飽きずに見ることが出来非常に面白かった。

良い(ラッキー)出来事が起こって良い方向に物事が進むのではなく、悪い出来事も色々起こるのだが身内同士で助け合ったり自分自身の考え方が変わっていく為些細であっても物事が良い方向に進む、そういった方向性が強い為見ていて非常に楽しめるし見終わった後の感じも良い。
皆逆転の成功をする訳ではないけども、些細であっても幸せになる そんな感じが。
役所自身も良い演技をしているが役所が引っ張るというよりは様々な
俳優が各々の味を出している為その個性の集まりがホテルとして成り立っており、出演者のバランス面としても良い。
チョィ役まで大俳優が多すぎる。俳優が良すぎる とも言うが。

見る人を楽しませつつ元気を、その様な思惑をホテルという形で表現したこの映画はスリル等は無い物の暖かくまったりと見つつメリハリがついて飽きない仕上がりになっているのではないかと思うし、細部まで様々なこだわりが色々と出ている辺りも監督らしいと思う。
宣伝にもっと力を入れたらもっと集客できるのではないかと思う位の
良い仕上がりだったが、口コミで広がっていくのもこの人の作品らしい気もする。
ゆっくり映画を楽しむ、まさにそんな楽しみ方が似合う作品である。

2006年2月9日 記

フライトプラン

2006年12月31日 映画
アクション系じゃない作品になっていますように・・・
そんな思いを込めて見に行った作品だが、良い意味で予想に反して
軽サスペンスみたいな仕上がりになっており、心理描写や葛藤等は
あまりドロドロとし過ぎない程度にしか盛り込んでない物の、アクション性をあまり追求しない作品になっていた。
ジョディ・フォスター自身は相変わらず女優としては良い演技をしており、登場人物が少ない割に他のキャストも悪くない。
機長役とか初めて悪役じゃない役割で見たわ・・・

ある意味予告編すら見ない方がいいのではないか?と思う位前情報が無い方が見て楽しめる感じがする作品で、色々と観客側のミスリードを誘いつつも中盤以降はネタ晴らしをして行く展開、中盤以降の犯人が非常にショボイミスを連発するのがかなり減点ですが、変にアクション満載とかよりは全然マシか。

母親の子供を想う気持ち・家族を失う気持ち この二つが大きなテーマとなっとなり重点を置いているので幅広いジャンルの人が見て楽しめる
かなって思うと同時にアクションを期待しちゃダメ。
もう一つのメインテーマの、他人は無関心である この点に関しては
今一伝えきれていなかった部分がるとおもう。
後は大型航空機のどこがどこに繋がってるみたいな設計をゲームその他で知っているとより楽しめる気はするかな。
それが判らないと同時進行の場面で混乱する事もあるのではないかと。
開幕でもっと飛行機についての設計解説があるのかなって思ってた。

2006年2月9日 記

Mr.&Mrs.スミス

2006年12月31日 映画
もう見たのは一ヶ月前だけども。

この作品色々と面白く描けているのはアクション映画だけではなく夫婦生活を風刺したコメディー面を持ち合わせているからで、アメリカ社会で結婚した際に問題となる様々な事(宗教・隣人・模様替え・料理etc)等について細かく笑えるポイントを残してくれている点であろう。
ただジョークについては英語そのままを聞かないとあまり面白くない気がするが・・・

アクション面に関しては最初こそスケール大きめにビルから飛び出したりと様々な事をやる様に見えて、夫婦喧嘩は大規模に&夫婦仲良くなったら大掛かりである必要は無い と云ったスタンスなのか段々と後半は規模が小さくなってしまった点はチョット残念。
まぁ家の中でM3みたいなSGをぶちかましまくって家破壊しまくりの
夫婦喧嘩を行ってくれるのは非常に見てて楽しく、アクション要素と
ユーモア要素を巧く織り交ぜた中々良い一品になっていると思う。
ロールまで楽しめる辺りは実に良いのだが、作品全体で見ると思ったより短く感じてしまう辺りは続編でも考えているのだろうか?
もっと最後の方で盛り上がるのかな?と思ったら終了だったのは
ちょっと意外であった。

2006年1月8日 記
毎回この作品の時に言ってる気がするんだけど、この作品は原作を
しっかり読んでその補完or+αとして考えるのが良い。
今回も本当にそんな感じです。
以下思ったより長くなった&ネタバレ全開。

さて原作では上下巻となっているこの作品、そこそこ新規登場人物が多いのでその掘り下げや周囲の変化・過去と現在の絡み合いが生じてストーリーが長く盛り上がり所が少ない為『非常にスローテンポな作品』であるのだが(個人的な好みで言うと全作品の中で面白くない部類。)、その作品を長々とやらないで思いっきりぶっちぎった事で原作だと長々とした印象の受ける3校対抗戦が映画だと思ったよりスピーディー。
(※ここまでは褒めてるつもり)

その為

新規キャラへの感情移入だの、長い歴史の中の3校対抗戦の深さだの、
世界に冠するワールドカップだの、恐ろしい?ヴォデモート卿復活とその僕『死喰い人』の恐怖 だのが

殆ど感じられません。

絶対に原作読んでから見る事をお勧めします・・・

新規キャラの扱いは本当に今一。
クラムやフラーは仕方ないにしても(クラムの場合見せ場がカットだし)セドリックやチャンはこの巻では相当大事なキャラクターの筈なのに掘り下げ無し・活躍薄しと感情移入する事が難しく、セドリックに描かれている『ライバル』・チャンに描かれている『初恋相手』というテーマが非常に薄い。
特にチャンに至っては原作読んでなきゃ恋だなんて判らない上殆ど登場しないのでどう恋なのかさっぱり。
セドリックなんて雑魚キャラ扱いじゃね?
ヴォルデモートは怖くない&死喰い人もさっぱり。
ワールドカップ襲う所も非常にしょんぼりな内容な上、ヴォル復活の時でも駄目駄目な雰囲気纏ってます。ルシウス辺りも・・・
登場人物達の盛り上がりが薄いと当然舞踏会辺りは更に盛り上がりを落とす訳で・・・

3校対抗にスポットを当てる事で原作ではスローテンポだった最初の辺りを一気に飛ばして映画としては3校戦を飽きない程度の時間で纏めているのですが、その為零れ落ちる物も多く と云った印象、原作知っていれば映画としてはまだ見れる物だけど知らなかったらつまらないだろうなと。
1の頃有った様なインパクトはどうしてもシリーズを続けると薄れてくるし原作でもストーリーの作りこみが徐々に重視されてくる4以降である以上次作に非常に不安が残る。
結局の所前作までと同じ様に映像面で引っ張ろうとして映像面としてはインパクトが明らかに薄れた作品になってしまっている感はどうしても否めない中での相変わらずのストーリーの掘り下げの少なさで、メインの3校対抗の内容は原作よりスピーディで飽きさせない出来というだけで映像としては監督の為1辺りに比べ規模のしょぼさが非常に目立つ。
ドラゴンの試練でも迷路の試練でも生徒達が非常に少なく感じてしまうのは撮り方の問題だと思うし、そのせいで大々的な歴史ある他の学校との合同祭といった印象が薄い。 林間学校の一幕?みたいな。

尚、
『ワールドカップはどこ行っちゃったの?クラムの見せ場じゃん!』
『あれ新聞記者どこに消えちゃったの? なにこの放置感』
『あれ ハグリット誰かと仲良くなってなかったっけ?』
みたいな疑問は抱かない事がをお勧めします。ホント。

そして今回も訳がとても微妙。
長文を頑張って縮小するのは仕方ない気けども短文を雰囲気壊しまくりで訳したり・・
短文に適当訳やるくらいならそのまま英文で出していいよt
フランス語も無理やりやってるしもうこの人には諦めが入ってるけど、字幕はおまけ程度にヒヤリング重視する事を心からお勧めします。
まぁ他の作品だともっと酷いのでまだまともな方だったかも?
映画の字幕の場合対象が良くはぶかれるのが常なのでどの道英語で聞いた方が良い箇所は多いとは思う。

少し前述だが、俺は4ってこの後続く5・6での一気なストーリー加速の為のローギア的繋ぎの存在(と思って良い程面白くないし)だと思う為『映像よりシナリオ重視』の下地を作らないと急展開の5・6に耐えられないと思う。
元々ハリポタ自体は原作では複線張りまくりの中物事が進行して行くので、スローな事が多い巻とスピーディな巻での複線すっ飛ばしを映画の際に同じ様にしてしまっていいのかな?
原作で登場している殆どのキャラクターに複線張りまくって大事にしている作者の方向性は大事だと思うのだが。
映画だけ見る人だと誤解しやすいけどハリポタ自体人の成長といった物を常に描き続ける作品な以上『子供向き』と素直に言って良いのか難しい作品で、指輪みたいに文学的に様々なテーマと向かい合わせるよりは読ませる楽しさといった部分を膨らませていると言えども、成長だの恋だの友情だの別れだのと云った物に向き合える年齢じゃないと読んでも楽しみにくい部分がある作品だと思う。
正直4以降は結構死ぬし。大事な人も。
その死の悲しみを共感出来ない作品を映画として作っちゃ駄目だと思う。

さてキャスト。
前述だが今までとは違ったイケメンだし活躍していればファンが非常につきそうなクラム&セドリックは良い配役だったのに勿体無い所。
セドリック君は他の作品を楽しみにしましょう。
クラムがしょんぼりだとハーマオニーに、セドリックがしょんぼりだとチャンが更にしょんぼりでハリーにその影響はおよんでしまうで・・・
3人衆は良い具合で映画が進むに連れて成長してきており、配役の成長面としては良い具合。3で皆大人っぽくなったと思ったけど4で更にロンとか大人っぽくなってきた気がします。
エマ・ワトソンが成長してきてファン層は変わって来るのだろうなぁとか思いつつドレス姿を見てたけど、このまま成長すると独特の女優になりそうだね。
ハーマイオニーは原作と雰囲気違うは思いつつも3人衆はなんかこれで良い感じです。エマ効果。ただ舞踏会で新鮮!って感じは薄いかな?
ダンブルドアは今回は駄目だったと思う。威厳と優しさが求められる役なのだが威厳という物が今までより全然感じられず・・・
スネイプさんは見せ場少なくて可哀想でしたっと。

2005年11月29日 記

容疑者 室井慎次

2006年12月31日 映画
前々から踊る系として見ない方がいい映画と言われ続けて来た
映画で、実際見てみても確かにその通り。
基本的にスローテンポな仕上がりで派手な事は殆ど無いに近い。
今までの踊るみたいな、ドラマから映画になったのでインパクトも打ち出さないといけないという姿勢とは殆ど異なる。

さて率直に言うなら、監督が酷く作品としての出来は悪い。
狙い所を何個も作っては失敗しあからさまになりすぎており、
ファンサービスみたいなポイントも作っているがこれがまた非常にタイミングが悪い。
踊る2も首をかしげる出来ではあったが、監督の手腕としてはこちらは更に悪化しており、CM等で頑張ってインパクトのある所を打ち出しているがそれもまた空振りに近く、映像面でも二重臭さ満載の所が多い。

しかし、
そんな監督でも配役としては頑張らねばならず、配役はそれぞれに与えられたキャラクターを頑張って作り出していると思う。
演技が巧いとか下手とかは置いとくとして、役としての魅力は作り出せていた・・・のかな?
素直に渋い所として演じている柳場と久々の良い役の田中麗奈を楽しんできたので個人的には悪くなかったが、作品として見るなら微妙だろう。上記2人が好きでもないならあまりお勧め出来ない。

台詞が少なめでその分表情で語っている事がとても多い作品なので、まだまだな部分がありつつも表情の変化という点を踏まえて頑張っている各々配役の表情を楽しみ、室井慎二という役をゆっくり観るのが一番良い楽しみ方では無いだろうか。

昔から田中麗奈好きだけども、最近俳優としては今一な事が多かった気もしていたが今回みたいな微妙な役でも頑張っているのを見るともっと頑張って色々な所で活躍して欲しいと思う。

2005年8月28日 記
ぶぉんぶぉん
見てきました!
今更?とか言わないでt

2と4の内容が確定している為様々な話を巧く合わせないといけない
この作品だったけども、気になる点はあれど中々巧く話を違和感無く合わせて作っており映像等も中々楽しめる。
正確に言うと映像というよりは描き出している世界観を楽しめる、のであって映像その物の凄さで言うと最新のCG加工映画の方が凄いのだが、SFX技術で今もなお頑張っている部分はやはり一級品でありヨーダ先生の表情等見ているのも楽しい。
問題点をあげるならば今一盛り上がり所を感じ難く、パドメもあまり活躍というかスポットをあまり浴びれていない気がするし、2で描いたパドメ-アナキンの愛はもう少しどう捩れて行くかしっかり描いて欲しかった。

それにしてもアナキンみたいに影が有るのがまた格好良い役者は長く活躍して欲しい物。
明るいカオでも十分かっこいいがダークサイド入りだすと更に磨きが掛かる。
パドメというかナタリー・ポートマンは相変わらず美人というか一風変わった美人を堅持してるよなぁ
1の時は今よりもっと若かったと思うと凄い物。今でも若いし・・・
レオンの時から気に入ってるのでこれからも頑張って色々な映画に出て欲しいな

2005年8月12日 記
2連続で見に行ったのだが、正確には見た順番はアイランドが先なので先にそちらから。

*アイランド
http://island.warnerbros.jp/

マイケル・ベイ監督作なので予測通りのハリウッド思考大作型だと全く期待しないで見に行ったが(亡国がむしろメイン。)、考えに行かずに見て楽しみに行く映画としては中々良い作品だったと思う。
クローン・遺伝子技術の映画と聞いて想像する大体の問題の事柄が詰まっており、社会風刺を当然織り込みながらジェットコースター的に物語を進めていくがあまり中だるみしたり飽きたりする場面がない。

ユアン・マクレガー自体はそこそこの出来で、ヒロイン役のスカーレット・ヨハンソンみたいな美人系も大して好みでも無いし・・・とか思ってたら、追跡係の黒人ジャイモン・フンスーが相当にかっこいい。渋い。
初めて意識して見たけど役にあってるのか本当に良い感じだ。
そして久々に見たS・ブシェミ滅茶苦茶いい味を出している。
ブシェミはコンエアー辺りで覚えた俳優だけど本当にどんな役やってても良い味を出す。
この2人のお陰で映像映画なのに俳優の味で映画が引き締まってる気がする。

という訳で考えないでもいい映画を見るにはソコソコ見れる作品 暇潰しやデート向け。まぁストーリーの深さとか考えてはいけません。

*亡国のイージス
http://aegis.goo.ne.jp/trailer.html

原作がある映画はどうしても「原作読まないと判りにくいだろ・・」と思う事が多くなる作品に仕上がることが多く、今作と同じ福井晴敏原作の『ローレライ』も若干その傾向にあると思ったけどもまだ原作知らないでも中々ストーリー・映像共に楽しめたが、今回は全然そんな事は無い。
酷くストーリーが省かれていて原作を知らないと楽しめないと思われる。はっきり言って非常にストーリー面で疑問が残る作品。

素晴らしいキャスト面であると思う。
真田広之を中心に大事な役所を寺尾聰・中井貴一が固め外堀に佐藤浩市
まで使い岸辺さんまでそこそこ出てきて良い味を出す。
しかし、その素晴らしい俳優で固めているにも関わらず大事な役の人も艦の部下にしてもそれぞれの役の掘り下げが殆ど無く背景がほぼさっぱりな状態な為、殆ど感情移入が出来ない。
誰が死んでも(というか死なせすぎ)誰が悲しんでも正直今一である。
ローレライに感じられた何かを感じさせる暑苦しい雰囲気も全く無い。
淡々と物語が進みそこそこに解決してストーリーに疑問が残る。
正直この俳優陣がこの出来上がりで納得出来ている事に疑問を禁じ得ない。

一番酷いのは工作員の女の子である。
一見大事そうな役に見えて全く何もしない。勝手に消える。
若い男の子と恋仲っぽいのに?全く何も発生しない。勝手に消える。
これは幾らなんでもありえない。意味判らん。
原作読まないとこの子の存在自体無視するしかない気が・・・
戦闘面・イージスについてにもしょぼしょぼ

ローレライと亡国のイージスの予告編を比べてみて欲しい。
ローレライ
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&;;;;;;id=320059
そこで思うパッと見の印象通りの二つの映画をそのまま見せられる事になるだろう。
という事で非常に疑問を感じる作品、ローレライと比較するならどうぞといった感じで、どうせ見るならローレライを見た方が全然面白い。
どちらも同じ位の良い俳優が出てるのにローレライ側だと暑苦しさが伝わってくるのにイージスだとそう云うのが殆ど無い気がする。
ローレライも微妙だったり演技臭かったりするシーンが多いが、イージスだと意味不明の域だし。

という事でどうせならローレライ見てない方は先にそちらからどうぞ。
日本人の心に何かを訴える という面を出そうとしてる両作品なんだがねぇ・・・

*今後
一番今見てみたいのはやはり容疑者室井だけど、それは踊る系の中で元々柳場さんが好きだからと云うのがあるからで、派手じゃなくていいしそんなに売れなくて良いので渋くハードボイルドな作品に仕上がってくれると良いな。
色々情報は届いてるんだけど今回も踊る2みたいにキャスト隠してるので敵役?の女性とかcastの中に入ってませんね
最近売り出し中のあの人・・・
http://www.odoru-legend.com/suspect/trailer/yokoku01.php

後はfantastic4やMr&Mrs.smith/SW3もまだ見て無いから見てみようかなって具合で室井以外はもうそこまで興味がある作品が暫く出ませんな。ハリポタも冬だろうけどいい加減に次辺りからは原作読んでなかったら全然判らないでしょう。
ナルニアとかはそこそこ見てみたいけど映像がどうなることやら。

2005年8月4日 記

スパイダーマン 2

2006年12月31日 映画
1よりアクションが増え、また質も相当良い仕上がりとなっております。
そして展開でだれる所が少ないのもまた良い。
難しい事を考えずに純粋にアクションを楽しめ、正統派ヒーロー物であるのでお子様にも向いているという点。
まさにアメリカ的t

元々スパイダーマンがどの様な物か知らない人でも、1・2共に楽しめる作品となっているのは非常に良いのではないでしょうか。
近作はマーブルらしくない終わり方でしたがねt
ハリポタの新作と比べてはいけない面白さがありますので、是非どうぞ。
尚、MJが可愛くないとの評判ですが、まぁそんなに拘らないでもいいのでは。
アレくらいでいいのです 謎

後3を作る気満々ぽいですな(。-ω-)

2005年7月14日 記

宇宙戦争

2006年12月31日 映画
H・Gウェルズ原作として何度か映画化されているこの作品だが、
結果から言うと今一。

前半のアクションシーンとかはまぁ見れる。
だが後半は頑張ってスリラー色でも出そうとしているのだが
非常にダメダメ。
後お決まりのアメリカ万歳精神を醸し出して視聴率?取ろうとしてるのもタチが悪い。
そして何よりストーリー性が非常に悪い。
最後が駄目という意見を多く聞くが非常に同意できる。
俺はあれ、鳥相手にはシールドを張らない環境に優しいロボだったのかと思ったぞ。違うのか。こら。

精々主演の渋さを見つつ女の子役が微妙に煩いとか思いつつ、集団心理学の面で楽しんでくだしあ。

あ 戸田のおば様の訳は今度も本当に酷かった。
なんていうか全てを当り障りの無い訳にしようとするから、
1・2単語だけの言葉が殆ど駄目なんだよね。
なので戸田のおば様の訳の場合、長文以外は自分で全部理解しないと
面白くなくなると思うよ。

訳と言えばタイトルを無理矢理和訳してるのが映画は多いけど、いい加減やめたほうが良いと思うのよね。
先入観あるじゃん?これとか。
宇宙とか行かないからね。ホント。
宇宙で戦争とかもしないからね。ホント。

2005年7月10日 記

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