ストーリーを楽しむより音楽を楽しむ映画かなと思って
見に行ってみるが、まさにその通りでした・・・と。
黒人にスポットを当てて栄光と没落描いている映画であり、
その手段として50s〜70s付近の音楽の移り変わり、黒人の地位の
向上等を取り込んだ作品になっているのだが。
夢を目指し叶える作品であるのだが、内容的には華々しく夢を
叶えるハッピーエンド的なサクセスストーリーというよりは、
現実的な栄光と失敗、挫折と再挑戦等を描いた物となっており、
その割に当初の貧しい頃の生活、成り上がった頃のバブリーな生活
等は今一感情移入出来ない掘り下げである為、実感が湧きにくい。
だがこちらのテーマは歌等でカバー出来ている部分もあり、その分
逆にもう一つのテーマとも言える黒人の挑戦や世界観と云った物が
今一前面に押し出されて無い上、それをテーマにした歌も乏しく
判り辛い。言いたい事はわかるのだが。
殆どの構成が歌の連続であり、シーンの描写、各々のキャストの
心情等も歌で描こうとしている為、上記の様なストーリーの簡素化が
起こってしまう事はある意味仕方ない事なのかな?と思いつつも
残念な所。
皆何の為に頑張りつづけるかが、若干希薄なんだよね。
その分普段自分達が歌を聞いてもわかり難い、歌を歌う側、
歌作る側の人達がどの様な気持ちや想いを込めて歌っているか、
その面を頑張って演出してくれているのかなと思う。
もう少し各キャラクターの掘り下げや、成功への必死さを、ロマンを
感じさせてくれればそれがもっと映えたのではないかとも思うのだが・・・。
熱意や感情を込めて歌い上げる様、その題材に綺麗なソプラノ曲等
では無くソウルフルな音楽を中心に纏めていたこの作品は、
これはこれとして味がある仕上がりになっていると、全ての
キャストそれぞれの心情を歌を通して観てみる価値があると感じるし、
時に楽しく、時に辛そうに、時に必死に歌う様は見応えはある。
当然の事ながら、音響の良い映画館で見る事を推奨すると共に
訳が・・・な人なのでは当てにせず自力で英文を聞き楽しむ事を
お勧めしたい。
見に行ってみるが、まさにその通りでした・・・と。
黒人にスポットを当てて栄光と没落描いている映画であり、
その手段として50s〜70s付近の音楽の移り変わり、黒人の地位の
向上等を取り込んだ作品になっているのだが。
夢を目指し叶える作品であるのだが、内容的には華々しく夢を
叶えるハッピーエンド的なサクセスストーリーというよりは、
現実的な栄光と失敗、挫折と再挑戦等を描いた物となっており、
その割に当初の貧しい頃の生活、成り上がった頃のバブリーな生活
等は今一感情移入出来ない掘り下げである為、実感が湧きにくい。
だがこちらのテーマは歌等でカバー出来ている部分もあり、その分
逆にもう一つのテーマとも言える黒人の挑戦や世界観と云った物が
今一前面に押し出されて無い上、それをテーマにした歌も乏しく
判り辛い。言いたい事はわかるのだが。
殆どの構成が歌の連続であり、シーンの描写、各々のキャストの
心情等も歌で描こうとしている為、上記の様なストーリーの簡素化が
起こってしまう事はある意味仕方ない事なのかな?と思いつつも
残念な所。
皆何の為に頑張りつづけるかが、若干希薄なんだよね。
その分普段自分達が歌を聞いてもわかり難い、歌を歌う側、
歌作る側の人達がどの様な気持ちや想いを込めて歌っているか、
その面を頑張って演出してくれているのかなと思う。
もう少し各キャラクターの掘り下げや、成功への必死さを、ロマンを
感じさせてくれればそれがもっと映えたのではないかとも思うのだが・・・。
熱意や感情を込めて歌い上げる様、その題材に綺麗なソプラノ曲等
では無くソウルフルな音楽を中心に纏めていたこの作品は、
これはこれとして味がある仕上がりになっていると、全ての
キャストそれぞれの心情を歌を通して観てみる価値があると感じるし、
時に楽しく、時に辛そうに、時に必死に歌う様は見応えはある。
当然の事ながら、音響の良い映画館で見る事を推奨すると共に
訳が・・・な人なのでは当てにせず自力で英文を聞き楽しむ事を
お勧めしたい。
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